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海蔵観音と砲台跡

海蔵観音は、海蔵坊の住職達心法師の法要と、当時の地頭、島津藩主の無病息災・武運長久・子孫繁栄を祈願して1681年(延宝9年)に島津藩の仏師、鳥居二郎衛兵尉が制作したとの資料があります。明治時代の廃仏毀釈と長年の風水害で朽ちかけていたものを1966年(昭和41年)現在の姿に復元しました。仏像は楠木の寄木造で、高さは1.06メートル。修復のとき金粉を吹き付けて美しい姿になっています(町指定文化財)。

海蔵には砲台跡もあります。太平洋戦争末期、沖縄戦の後、日本軍は本土での決戦に備え、連合軍の上陸作戦(オリンピック作戦)を迎え撃つため、1944年(昭和19年)8月から志布志湾の両岸に軍事施設を構築しました。海蔵集落のある半島一帯も戦略的価値が高いことから砲台が作られました。1945年(昭和20年)8月15日の終戦により、砲台は結局、使用されませんでしたが、もし、8月に終戦していなかったら、同年11月に予定されていたオリンピック作戦により鹿児島は激戦地になっていたかもしれません。

国道448号線の海蔵バス停から1キロ程度下ったところにあります。

名    称 海蔵観音と砲台跡
住    所 鹿児島県肝属郡肝付町北方2170-1
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写真ギャラリー

観音堂
砲台施設の一部(観測所)
観測所内部
観測装置が設置されていた台座
砲台跡

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